■□■□■□  フォトダマ通信 Vol.59「道中旅日記〜先祖返りの旅」の巻    ■□■□■□

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2006.4.7 記


『九月十九日寺久保にて同行がための酒、津久田にて中食、前橋本町近江屋茂平へ泊る。
二十日前橋より赤岩迄拾一里行、ゑび寿屋弥惣次へ泊る。翌二十一日午前十一時三十分蒸気
船に乗り込み出航、堺まで十一里参り此間に北の原、須賀、川俣、大橋、栗橋、堺也。東京
蒸気に乗り替へ三時三十分出航。市川まで八里午后九時に着く。……蚕影神社へ参詣、入口
まで又もどり夫より八丁右手へ丑寅の方へ昇り筑波へ、筑波神社へ参詣、御神前にかけ置く
鈴の大形なる立て六尺もある古鈴なり、最も旅宿遊廓のあるにぎやかな処である、午后二時
すぎ此の南口より五十町登山して女体山へ参詣六丁ばかり降り二丁ばかり昇り奥の社男体山
へ参詣……』(須田重衛 道中旅日記より、明治九年)


運転免許証の再交付で群馬に帰省すると、父は幕末生まれの先祖・須田重衛が書いた
「道中旅日記」なるものを見せてくれた。
明治九年、須田重衛は関東の神社仏閣への旅に出た。道中旅日記を読むと、成田山、鹿嶋、香取、
筑波山、日光を巡拝した様子がわかる。日記は、私見をほとんど述べず、移動した距離や地名、
宿泊した宿名などが淡々と綴られていた。
この日記を読んでいて、驚いたことがあった。それは、昨年の暮に初めて訪ねた息栖(いきす)
神社と蚕影(こかげ)山神社をその当時の先祖が巡拝していたからだ。当時の旅は、四国遍路に
近いものだと想像できる。また、須田重衛は生涯で四度のお伊勢参りをし経験ていた。
聖地巡礼・石巡礼への誘い、それは自分自身の思いだけでは無く、100年以上も昔に生きた先祖
のDNAの記憶を受け継いでいるからかも知れない。

お墓参りと免許証の再交付を終え、イワクラ学会の筑波研修旅行に参加した。四十数名の方々と
石を巡るのは、普段一人で巡っているのとは違った刺激を頂けた。筑波山、お宝山、そして宮山
の巨石達を咲き誇る桜と共に心に刻む。

財布が消えたことは、先祖から繋がる遺言のようなものを知らせるメッセージではないか、と今
ではそう受け止めている。

岡山へ向かう青春18切符の旅の途上に〜いざ日本石巡礼へ!

すだぐんじ  拝

※お宝山の巨石の写真は、こちらから見ていただけます。
http://ch.kitaguni.tv/u/1871/

●石巡礼・いしのかたりべの軌跡

3/31…八郷町(茨城)の瀬川邸でいしのかたりべをさせて頂く。
4/1〜2…イワクラ学会筑波研修旅行に参加。鹿島神社の岩、夫女ヶ石(ぶじょがいし)、筑波神社参拝、
「御座替祭」を拝見。
翌日、筑波山男体山から立身石、女体山から巨石群、月水石(がっすいせき)神社、飯名神社
、六所神社跡地、お宝山の巨石、宮山の巨石を巡拝。

◎「いしのかたりべ」のご案内
★春のつるかめ屋@マイマイ!
4月5日から4月16日までの12日間、11時から22時ごろまで毎日。(つるかめ屋は、ヘンプなどを使った
手作りの服や雑貨を展示しています。つるかめ屋HP
http://www.rainbow.or.tv/tsurukame/
☆つるかめ屋4回目開催おめでとうイベント☆で「いしのかたりべ」をします!>>
4月7日(金)19時ごろから
マイマイ(カフェ&レストラン)
岡山市問屋町14‐101
電話086-241-3141

「〜石のかたりべ〜須田郡司スライド&トークショー」
・ビデオ上映『ケルト巡礼』
・世界の石のスライド上映とおはなし
・ムビラ演奏有り
※投げ銭歓迎!当日は、本とポストカードの販売もします。

★瀬戸大島命の御祝(まつり)2006に参加!
4月8日(土曜日)雨天決行
夕方16:00スタート(開場14:00)入場料?1000
「いしのかたりべ」は21:00頃スタート予定
場所・ミヤウチ・スタジオ
愛媛県今治市宮窪町余所国1500-1
詳しい予定はこちらまで
http://www.h5.dion.ne.jp/~stonemia/sub41.htm
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